タロットカードの意味や種類を解説!初心者向けタロット占いの基本

タロットカード

タロットカードの意味や種類を解説!初心者向けタロット占いの基本

占い好きならば自分で占ってみたいと思うことは一度でもあるはず。タロットカードは種類が多かったり、占い方法が難しいと思う人も多いかも知れませんね。ここではカードの種類や意味、初心者でもできる占い方をわかりやすく紹介していきます。

初心者向け!タロット占いとは?タロットカードとは?

タロット占いとは?

タロットカードを使って占う方法を言います。霊感霊視など視えない感覚を活用して、マニュアル的な読み方をしない感覚を重視したタロット占いを霊感タロット、スピリチュアルタロットと言います。

四柱推命や西洋占星術のような誕生日を使う占いは長期的なことを占うのに適していますが、タロット占いでは短期的な問題、動きが変わる気持ちや状況を占うことに適しています。

  • 悩み対して自分の本心を知る
  • 恋愛や人間関係での相手の気持ちや今後の展開を知る
  • 今のまま進めていいのか?進めた場合どうなるのか未来を知る
  • 起きている問題の原因や本質を知る

このような時はどうしていいのかわからずに、モヤモヤしている今の感情を解決する時に適している占い方法と言えます。婚期を知りたい転職時期を知りたい引越しはいつがいいのか、など相手の気持ちに左右されない時期的なことは誕生日を用いた占い方法がいいでしょう。

タロットカードとは?

一般的には78枚のカードをまとめた物を指し、デッキと呼びます。78枚のカードで構成されたタロットをフルデッキと言います。

タロットは大きく分けると大アルカナ小アルカナの2種類に分かれています。
大アルカナは22枚からなる主要なカードで、小アルカナはこの世のものを構成する四大元素に対応したワンド(棒)、コイン/ペンタクル(金貨)、ソード(剣)、カップ(聖杯)の4つのスートに分かれており、それぞれ14枚ずつで構成されます。

タロットカードの仕組み

タロット占いは、大アルカナと小アルカナの計78枚のカードを使いますが、仕組みを理解するには正位置と逆位置という考え方が重要です。

正位置とはタロットカードがそのまま見えている状態で、逆位置はタロットカードが上下逆に見える状態を表します。正位置か逆位置かによって意味が変わります。一般的に正位置ならポジティブな意味、逆位置ならネガティブな意味になります。

タロットカードは、自覚していない意識である潜在意識に答えを聞くという考え方が元になっています。顕在意識は3%~10%ほど潜在意識は90%~97%ほどと言われ、本人では気づいていない部分が多くあります。

タロットカードは、その潜在意識を言語化してくれるツールと言えるでしょう。カードそれぞれが持つ意味や正位置・逆位置などをしっかり理解することによって、より正確に潜在意識を知ることができます。

気が付いていない潜在意識をカードによって引き出し、その人の現在や未来を占うことができるのがタロットカードの仕組みです。

タロットカードの基本的な構成とは

先ほど紹介したようにタロットカードは大アルカナ小アルカナに分かれており、合計78枚で構成されています。1枚のカードには正位置逆位置があり、一般的に正位置には良い意味合いが多く、逆位置にはマイナスな意味合いが多くなっています。

大アルカナとは

大アルカナはタロットの主要なカードで0番から21番までの22枚で構成されています。1枚ずつに番号が振られていて、1枚1枚に美しい絵柄が描かれた、0番の愚者から始まり21番の世界へ向かって成長する物語になっています。

大アルカナのカードだけでも1枚1枚に様々な意味が含まれているので、大アルカナだけで占うことは可能です。タロット占い初心者は、まずは大アルカナでタロット占いに慣れ親しむことから始めるのもいいでしょう。

大アルカナは、ピンポイントで具体的な事柄ではなくざっくりとしたテーマでカードを解釈することができます。正位置・逆位置を活用しYes・Noで占ったり、カードの意味合いをポジティブとネガティブだけで解釈し、良し悪しだけを判断するのがいいでしょう。

小アルカナとは

小アルカナを構成する、ワンド(棒)、コイン/ペンタクル(金貨)、ソード(剣)、カップ(聖杯)4つのスートにもそれぞれ意味があります。それぞれに、1から10までの数字カードと、4枚の人物カード(コートカード)の14枚で成り立っています。

1から10までの数字が1つの物語になっていて、人物カードにはそれぞれの人物が持つ役割が当てはめられています。

・ワンド(棒)
火を司り、情熱・行動するエネルギーや生命力など。

・コイン/ペンタクル(金貨)
地を司り、安定的や現実的なエネルギーなど。お金や仕事など現実的なものを表してもいて、4つのスートの中で最も現実的な性質と言われています。

・ソード(剣)
風を司り、思考や言葉・情報との性質があり、ドライやクールなど思考的など。ソード(剣)の殺傷能力があることで鋭い意味合いが強まり、ネガティブな意味合いを持つものが多いカードです。

・カップ(聖杯)
水を司り、感情や気持ち・愛情・喜びや哀しみなど。愛情をテーマにしたカードが多く、トランプで恋愛関係の意味合いをもつハートのスートに当たります。

スートとは、カードを分類するマークのことで、トランプではスペード・ハート・ダイ・クラブの4種類のようなものです。コートカードは、トランプではキング・クイーン・ジャックに当たります。

小アルカナは補助的に使う56枚のカードであり、小アルカナを加えることで細やかな感情の動きが読み取れたり、状況をより詳しく把握することができたり、実践できる具体的なアドバイスを導き出すことができます。

タロットカードの種類

タロット占いを始めたいけど、どういったものがあるかわからないと言う人も多いことでしょう。自分に合ったカードを見つけるのは容易ではないですが、まずは好きだと思うイラストのカードを選ぶところから始めるのがおすすめ。ここでは世界で利用されている代表的なタロットデッキを紹介します。

ライダー版タロット

ウェイト版とも呼ばれ、1909年にアーサー・エドワード・ウェイトが画家パメラ・コールマン・スミスに描かせ、ライダー社から発売されました。
世界に流通している代表的なタロットカードで、カードの意味や解釈はこのライダー版タロットの図柄を基に作成されてもいます。タロット占い初心者におすすめと言えます。

マルセイユ版タロット

ライダー版より歴史が古いカードで、16世紀から18世紀にかけて流布していた木版画調のイラストが使用されているカードです。元はカードゲーム用として楽しまれていました。
カードの構成は基本的にライダー版と変わりませんが、大アルカナの8番と11番が入れ替わっているなど、構成が少し異なります。

トート版タロット

魔術師のアレイスター・クロウリーが作成し、1969年に発行されました。幻想的で抽象的な画風であり、他のタロットカードに比べて魔術的な要素を含んでいます。正位置や逆位置などによる違いがないなど、ライダー版と異なる点が多々あり独特なリーディングが必要となります。基礎的なタロット占いをマスターした上級者向けと言えるでしょう。

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